社長挨拶

今後の動向を把握し、どう勝ち抜くか。技術力とグループ力が重要なカギ。

この数年、中国の急速な発展や世界的な資源輸送の増加により、造船業界全体が増産傾向にありましたが、ここにきて、ヨーロッパやアジア、特に消費大国である中国の景気低迷により、海上荷動きが鈍化しており、海上運賃にも大きく影響をし始めております。
この様な環境に加え、船舶関連の規制強化や為替による資機材のコスト変動など、市場は変動し続けています。この状況下をどう勝ち抜くかが、これからの課題となります。
新来島どっくでは、これまでも自動車運搬船やケミカルタンカー等、高付加価値船を主力商品としてきました。国内および中国・韓国の大規模造船所とは違う土俵で勝負しており、中型船に特化した技術力や設計力、工作力が市場での武器となると考えています。更にはグループ各社による分業システムや長年築き続けた信頼関係も、大きな強みとなります。
市場を勝ち抜く力とはいっても、安かろう悪かろうではお客様の信頼は獲得できません。全工程が無事故で、整然と作業が行われ、しかも工期どおりであるというのが高い品質を保ちながら安く造る最善の手段だと確信しています。
また特に重視しているのが、社内コミュニケーションです。営業、設計、製造現場など様々なレベルや部門で意志疎通を密にし、最新の情報をきちんと全社に反映させること。これこそが競争力を向上させる柱となります。
また、いかに有能な人材を集め、育てるかも重要です。そのためにも技術・営業部門共に、海外と接したり、様々な船に挑戦するカリキュラムなど、スキルアップの機会を惜しまず提供しています。
社員一人ひとりが、そしてグループ全体が、お客様からの信頼と期待を常に意識し、自己を向上させる努力を怠らない。新来島どっくは限りない挑戦心で全社一丸となって今後も発展し続けます。

株式会社 新来島どっく 代表取締役社長 門田 尚