基本設計部 I.O [ 入社年:2016 年 ]
所属 基本設計部 電気計画課
出身校 工学部 電気電子工学科

新しい技術を取り入れ、

オーナー様に寄り添った

ご提案をしていきたい

Q:入社のきっかけを教えてください。

先生からの紹介という、小さなきっかけから大きな夢へ

就職活動に悩んでいたとき、大学の担当教授からおすすめされて当社を知りました。
造船業について特に知識がない状態で飛び込むことになりましたが、就職してから仕事を通して船について学んでいきました。
きっかけは些細なことでしたが、経験を重ねるうちに知識も増えて、業界としての課題についても考えるようになり、今では造船業界に新しい技術をもたらす土壌づくりにチャレンジしたいと考えるようになっています。

Q:担当しているお仕事内容を教えてください。

仕様を固めて、船の価格を決めていく造船の第一歩。

オーナー様の希望するご希望と設計上守らなければならない規則を踏まえて建造できる船を提案し、打ち合わせを通して必要な仕様を決定していく仕事です。
主には、船の価格(船価)を決めるための仕様書や見積書を作成する業務を担当しています。
船によって仕様書作成にかかる期間はさまざまですが、新しい技術を使う新仕様の船の場合は、調査や打ち合わせを綿密に行っていくので、数カ月かかることもあります。
オーナー様のご希望を形にしていく初めの作業なので、常にオーナー様に寄り添い、その想いを汲み取れるよう心がけています。
私たちの仕事は、造船における第一歩。
少しの伝達ミスで船の仕様が変わってしまい、船のあり方そのものに影響が出てしまいます。
仕様書に書き込む内容一つについても、「言葉足らずになっていないか」「別の受け取り方をされて、勘違いをさせてしまわないか」などに細心の注意を払いながら、文章に書き起こしています。

Q:仕事のやりがいを感じる時を教えてください。

自分たちの提案が、そのまま船に採用された時。

オーナー様からは色んな形でご要望をいただきますが、中には「こんな使い方ができる船がほしい」と目的から教えてくださる方も。 そんな時には、ご希望に沿った仕様をこちらで提案します。 それがオーナー様のお眼鏡に叶えばそのまま船に反映されるので、いいものを提案しようというモチベーションにもつながっています。 並々ならぬ責任がともなう仕事ではありますが、完工したときには大きな達成感が待っています。 時々、オーナー様からも「いい船だったよ!」と評価をいただくこともあり、がんばって良かったなと感じます。

Q:これからの目標があれば教えてください。

「伝える力」がついたと感じた時!

仕様の提案や説明を行う機会が多い部署で働いているので、入社する前と比べると伝える力がついていると感じています。 業務は一つの部署だけで担当するものではなく、常に他の部署との連携で成り立っているので、部署間のチームワークがかなり必要になってきます。 そのため、相手に対してどのようなコミュニケーションを取ればいいか考えるようにもなりました。 今後も業務に携わるたくさんの人たちと連携を取りながら、オーナー様の多様な要望に応えていきたいです。