生産設計部 T.O [ 入社年:2013 年 ]
所属 生産設計部 船殻生技課 原図係
出身校 システム工学群 機械系

常に新しい技術を追いかけ、

多種多様な船に挑戦していきたい

Q:入社のきっかけを教えてください。

多種多様な船を造り、技術の向上に励むため

大学ではシステム工学の研究をしていて、造船業界への就職を目指して活動していました。
全国各地の造船所を見ていく中で、当社では日本でも数隻しかない船、当社でしか造っていない珍しい船を含む、多種多様な船を造っていることを知りました。
それは世界中を見渡しても希少なことで、この会社でなら多くの仕事にチャレンジできると感じて、入社を決めました。
実際に入社してからは、本当にさまざまな船舶を取り扱うことができ、日々技術力の向上に取り組んでいます。
その努力が実を結んで船の形になったとき、この会社に入って良かったと感じます。

Q:担当しているお仕事内容を教えてください。

船体を構成するパーツの設計図を作っています。

船体を構成する全てのパーツにおいて、形状を設計する仕事です。
一つ一つのパーツに対して、大きさや形などの詳細な設計図を作っていきます。
家で例えるなら、家全体を支える柱や壁などの形を作り込んでいくイメージ。
私が作った設計図を元に、その部品ごとにあらゆる部署の人たちが作業を進めていくことになるので、少しの誤差も許されない、非常にシビアな仕事です。

Q:仕事のやりがいを感じる時を教えてください。

新しい技術にチャレンジしている時。

一隻の船のパーツは、何万個にも上ります。 その一つ一つを設計していくのですが、当社が建造している船は、特殊な資源を運ぶ船など用途が多岐にわたるため、その船の作りも特殊なものが多いです。 パーツや規格も一般的な船とは違ったものが必要になることも。 全く新しいパーツを一から設計するために、新しい技術を模索したり、システムの開発から取りかかったりしたこともあります。 常にチャレンジできるので、とてもやりがいを感じています。 決して楽な仕事ではないけれど、造船業以上にスケールの大きな仕事はそうそうないと思います。 型にはまらないオーダーメイドの船にも挑戦することで、常に自信を成長させる環境で仕事ができていることを、誇りに感じています。

Q:これからの目標があれば教えてください。

会社と自分の技術力アップのために、設計ツールを開発したい。

自社開発の設計ツールを作ることです。 業務の効率化やこれからもどんどん新しい技術に挑戦していくためにも、必要なツールだと考えています。 プログラミングやシステムの設計は専門外なのでゼロから勉強している状態ですが、理想のツールを早期に開発できるよう、日々勉強中です。 具体的には、PCスキルや開発にかかわる考え方などを通信教育などを通して学んでいます。 当社が積み上げてきたさまざまな実績や技術力は、設計・工場ともに高いレベルで継承されています。 その実力を今後も後世に伝えていくためにも、大切な事だと感じています。