組立2係 M.A [ 入社年:2008 年 ]
所属 組立2係 第3組立職①
出身校 家庭・調理科

コンクールの経験や

日々の作業を積み重ね、

常に上を目指していきたい

Q:入社のきっかけを教えてください。

やってみたい!という情熱で、専門外からの挑戦

高校生のとき、会社見学で船を造る様子を間近で見て、現場での仕事に強く興味を惹かれて入社を決意しました。
高校で学んでいた学科は製造業に関することではありませんでしたが、私はとにかく興味があることには挑戦をためらわない性格で、当社の面接を受けた時も「やってみたい!」という気持ちからでした。
入社前は造船について何の知識もない状態でしたが、入社してすぐに設けられている3カ月の研修期間で、造船に関わる基本的な資格を取得させてもらえたので、専門外でも安心して仕事を始めることができました。

Q:担当しているお仕事内容を教えてください。

船のパーツをつなぎ合わせる「溶接」

船のパーツをつなぎ合わせる「溶接」です。取り扱う素材は重たい鉄だし、ブロックとはいえ一つ一つがそれなりの大きさがあり、道具も重いので初めの頃は道具を運ぶだけでもひと苦労でした。
さらに加工したばかりの鉄はとても熱くて扱いが難しく、かなりの体力も必要で、一つの作業をやり遂げるのも大変でした。
だけど、この仕事に就いて15年ほど経った今では、自分なりのやり方が身についてきました。
今では自分が仕事を始めた当時に知っておきたかったことなどを後輩に伝えています。

Q:仕事のやりがいを感じる時を教えてください。

天井知らずの伸びしろがあって、常に試行錯誤できるところ。

やればやるほど「こうしたほうが綺麗にできるかも」と改善点や工夫点が見つかって、技術力の向上に天井がないことです。「次はこうしよう」「もっと綺麗にできるはず」…など、常に試行錯誤して、自分をより高めていけるところが面白いと思います。 細部の溶接が美しくできていると船の見栄えもよくなるので、パッと見て「綺麗にできている!」と感じるくらいに丁寧な仕事を心掛けています。 また、日々の業務とは別に、溶接の技術を競うコンクールにも何度か参加しているのですが、今後も挑戦を続けて今よりももっと高い評価を得たいと考えています。

Q:この会社に入って良かった!と思ったことを教えてください。

女性の雇用に積極的で、サポートし合いながら高め合えるところ。

女性の雇用に積極的なことです。 体力が基本の現場行であっても、希望すれば前向きに検討してもらえるところは、すごくいいなと思います。 社内の上司や先輩後輩はみんな親切で、良好な人間関係を築くことができるのもポイント。 みんなで一つの船を作り上げていく仕事だからこそ、チームワークが何よりも大切になります。 互いにカバーし合ってよりよい仕事へと高め合えるところも、入って良かったと感じます。